解剖学用語を使うメリットとデメリット

こんにちは、slothsピラティスインストラクターの水野です。

 

早速ですがタイトルに行きましょう、

 

解剖学用語を使用するメリットです。

 

何言っているか分からない、というのが一般的な意見ではないでしょうか。

 

私は、解剖学は得意ではありませんでした。

 

特に先生が、

解剖学用語を入れて話しているのを見ると(質問をしたお客様に対しての答え方)

 

一般の方にわかる話し方しないと伝わらないのになあ、、、と思って聞いていました。

 

そう、だからこれをメリットに言い換えると

 

インストラクター同士や、解剖学を学んでいるモノ同士であれば

 

解剖学用語で指示をすることが一番正確かつスムーズなのです。

 

 

例えば下記の写真。

 

【一般のお客様への説明】

足を腰幅に開いて、

膝を立てて、

肩をつけた状態で背中を浮かせて

股関節の前側はストレートの状態、

つま先を立てて

片足を天井に向けてストレートに伸ばして、

膝も伸ばして

肩で支えて、

肘を曲げて、

両手を4本指が上になるように腰をサポートして

 

【解剖学用語で説明】

両足腰幅に外転

膝屈曲

股関節をニュートラルまで伸展

両足底屈、

片脚を股関節90度屈曲、

膝伸展

肘屈曲

手を回内させて腰をサポート

 

 

 

ざっくりですが、解剖学用語の方が少ない言葉数で済みます。

 

そう、ピラティスの先生の説明が多めなのは、

この解剖学用語を一般用語に直していくからです。特に私。

 

ただ、言葉が少なければ、

その分時間短縮にもなるので、沢山のエクササイズができる。

 

インストラクター同士で教える場合に、解剖学用語が苦手でなければこれができます。

又は解剖学に理解のある職業の方々。

 

たまに接骨院の方や、医療関係者もレッスンにお越しになるので、

その場合は解剖学用語で説明します。

 

そのほうが正確だからです。

 

 

この動作をどちらかの説明で導いて、

その際に筋肉の収縮を感じやすいので、

 

今ハムストリングと臀筋の収縮を感じて!

(一般の方には腿裏とお尻を使っているのを感じて、と言い換える。)

 

などと言いたくなるのですよね。笑

 

ピラティスを学んでいる人は特に

エクササイズを学びがちですが、

 

実はその動きを行う理由と成り立ちを学んでいるに過ぎないのです。

 

なぜそれを行うのか、理由がわかる方が人間頑張れます。

 

 

まあ、そんな呟きでした。