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マットピラティス(IMP)養成コース2023①

こんばんは、ピラティススタジオslothsの水野由紀です。

 

3月に入り、すっかり春めいてきましたね。

先日、山崎川の端の方にあります豊後梅が満開になっていました。

 

 

さて、記憶の新しいうちに残しておきたくて、

タイトルの件に行きましょう。

 

先日、弊社にて

STOTT PILATES®︎のインテンシブマットプラス(IMP)コースを実施しました。

 

今回のコース担当講師は、

本場カナダで学び

東京にありますライセンストレーニングセンターに長らく勤めておりました

 

植村イリーナ先生です✨

 

お会いしたらわかりますが、とってもチャーミングで穏やかな先生。

 

また、ピラティスに関しては真剣な眼差しをされますので、

私にとってそのギャップの印象が強いです。

 

日本語はもちろんスラスラ話されます、

日常会話よりもピラティスと解剖学用語の方がスラスラかと思うくらいですから

皆様も安心して養成講座をご受講されました。

 

 

イリーナ先生は3カ国を操るトリリンガルですが、

ピラティスは英語で覚えたそうです。

 

さて、養成講座初日!

まずは自己紹介などを済ませて、原則の紹介です。

 

STOTT PILATESでは5原則というものがありますが、教育がセカンドエディションから

6原則に増えました。

 

特に6つめの原則は、まだ教科書に記載されていないものなので、

講師が口頭とエクササイズで説明することがほとんどです。

 

6原則については、

 

1. 呼吸

2. 骨盤の配置

3. 胸郭の配置

4. 肩甲骨の動きと安定

5. 頭部と頸部の配置

 

そして新たに

 

6.  下半身の動きと安定

 

が加わりました。

 

他の団体の原則でも呼吸はありますが

 

フロー

正確性

スタミナ

 

などの項目が多いので

明らかに他と原則が異なっています。

 

しかし、STOTT PILATESの6原則は

エクササイズの全てにおいて大切な項目となりますし、

正確性をより具体化したものが6原則なのでは、

 

と私自身は解釈しております。

 

どのエクササイズにおいても原則のどこかが抜けていれば

ピラティスの動きの精度が下がってしまうのです。

 

 

STOTT PILATES®︎では、まずこの原則を自分で理解し、

人に説明できるように自分の言葉で発信する練習をします。

 

原則を説明するためのエクササイズが必ずありますので、そのエクササイズを行いながら

レッスンを進行していくことがほぼです。

 

この学びを初日のほとんどに費やされます。

 

2日目からは、

初級のマットエクササイズを網羅するために

 

動く、動く、動く!

 

(初日に少しだけ初級エクササイズの学びも入りましたが)

 

ここから生徒様の筋肉痛との戦いが始まります😂

(水野も今回生徒として参加していました。疲労感が、、、)

 

初級のエクササイズは優しい、と思われますが

初級こそ大事なのでなかなか大変なのですよ。

 

STOTT PILATES®︎の素晴らしいことの一つが

多彩なモディフィケーション(お客様に合わせた修正)です。

 

マットのピラティスは本当に行うことが難しいのですね。

なぜならマシンがサポートしてくれないので自重でコントロールしないといけません。

 

大変なマットピラティスのエクササイズを

修正したり応用したりすることは他団体でもありますが

その修正と応用の数の多さが段違いなのです。

 

ちなみにモディフィケーションで使うバレルやサークル、フレックスバンドなど

具体的なツールも提案されますところも、

私は大変STOTTが優れていて好きなポイントです。

 

頭を起こす腹筋のエクササイズが難しい人や、

股関節をうまく伸ばして腿うらを使うことができない人への、画期的なモディフィケーションで使用される

アークバレル。

 

大変優秀です。

下の写真の半分の弧の形したものです。

 

アークバレルは、弊社2店舗どちらにもあります。

 

このエクササイズは

マットの呼吸のエクササイズとして紹介されることが多いですが

 

バレルの養成講座でも学びます。

 

初級のエクササイズをある程度インプットした5日目に

 

姿勢分析の時間が設けられました。

 

骨指標の見方、

触診の仕方、

大変細かく細かく学ぶところです。

この姿勢分析を始めて学ぶひとは

とても大変な難関の一つです。

 

私も初回の姿勢分析の時間は

とにかくメモメモメモをしていましたが

全く理解ができなくて、、、

特に触診が理解できませんでした。

 

当時のインストラクタートレーナーさんとボディ役の方を1時間余分に拘束したのを

今でもよく覚えています。

 

頭の上に、?マークや

頭がショートしてしまう光景があって当然ですが

 

皆様真摯に一字一句を漏らさまいとメモメモされていました。

 

姿勢分析のレポについては、次回ブログで記載します。

 

マットを学んでからの私のレッスンは、より原則に忠実になったこと

フィットネスサークルやバレルの活用幅が(バレルだけを学んだ時よりも)広がったので

お客様の感覚や反応がより良くなったと感じています。

 

ではでは、また次回のブログをお楽しみに!