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認定試験に向けての勉強法by Yuki

こんばんは、ピラティススタジオslothsのYukiです。

 

養成コースを開催するようになって、もうすぐ1年経ちます。

その間に養成コースを3回行いました。

 

来年は初めてのICCB名古屋初開催です!

現時点ではまだ募集しておりますので、ご希望の方はぜひお早めにお申し込みください。

 

現在スタジオではほぼ毎日、練習にお越しの養成生がいらっしゃいます。

長い時間を集中して、教え合うその姿勢に頭が下がります。

 

そしてキューイングがどんどん洗練されていくのが、近くで聞いていて分かるのですよね。

養成生の皆様が自信を持って指導されるようになった暁には、

 

ぜひ私にレッスンして頂きたいです✨

 

 

 

さて、本題に入りましょう。

 

STOTT PILATES®︎では、養成コースを受講後から半年の猶予があり認定試験を受験することができます。

認定試験を受験しなくても、STOTT PILATES®︎修了、と名乗ることは可能です。

 

ただ、認定されたということは、

認定試験を受験するまでの練習を全てクリアしているということと、

解剖学とエクササイズ、原則の知識がしっかり身についているということの証となります。

 

弊社の所属講師の雇用条件は、その認定試験を受験する条件までクリアしていることです。

その条件をつけているのは、

質の高いレッスンが出来る講師の基準としているからです。

 

(そして認定試験の受験資格までクリアしているなら、認定試験をほぼ受ける方々なので、

 おのずと認定インストラクターとなる算段でもあります)

 

 

私は各団体のピラティス資格の受験を経験していますが、

ダントツで大変なのがこのSTOTT PI LATES®︎です。

 

ただ、私としては

 

勉強の方向性がかなり明確なのと、

必要なログもきちんと書いてありますので、

 

初心者の方から他団体出身のピラティスインストラクターまで、

一定の水準を保って認定されることが確実な資格です。

 

資格を持っていないならば、まずこの知識を得るところから始めるのも良いと思います。

 

では、今回は養成生の方や、

これから養成コースを受講するけど勉強法をどうしたら良いのか分からない、

という方に向けたブログとなります。

 

ご興味がある方だけ、どうぞ先に進んでください。

 

 

まず、私の勉強法であって、

STOTT PILATES®︎が推奨してるというわけではないことは、理解して下さい。

 

私自身が、教えられる環境を整えたのは

そのような環境がなかったからであり、

フル認定試験を受ける予定だった私にとって、その環境が必要不可欠だったからです。

 

環境を整えた(具体的に、スタジオを作り、マシンをフルで導入したこと)以外には

イレギュラーなことはしていませんので、

時間と気持ちがあれば、どなたでも真似ができることだと思います。

 

 

❶目標設定をする

 

いつ試験を受けるかを決めました。

私の場合、自分主催のスタジオで行うことはやりたくなかったので

東京でいつもお世話になっているsky pilates tokyoさんで受験の予約をしました。

 

日程が決まったら、

認定試験前までにクリアすることを全て書き出しました。

 

まず、ログを提出できるかの確認。

 

 

@見学

@自主練習

@指導練習

 

このログのクリアですが、見学含めて、必要ログの2倍から3倍は練習や見学をしました。

 

試験までのデッドラインを決めて、

 

それまでに1週間ごとに

マット、

リフォーマー、

CCB

 

の各目標レッスン数を出して、クリアしているか、

あと何レッスンしたら目標達成かを確認しました。

 

私の場合、半年だったので、26週刻みの計画。

 

(注意:私が最後に受験したのは、初中上級のフル認定です。

    認定試験の中で一番量が多い試験だったので長期スパンの計画をしました。

    IRの方とは勉強量が異なりますから、ご自身の計画方法をベースにして下さい)

 

 

必要ログの2.5倍から3倍を練習されたら、かなり自身がつくのではないでしょうか。

 

 

指導については必要ログの11倍、私は行いました。

(環境が良かったからで、ここまでできるかと言われるとなかなか難しいかもしれません。あくまで参考に)

 

 

❷進捗を都度確認して、目標までのイメージを明確にする。

 

@ログは半年間、毎日記入しました。

何日か空けたら、何をやったか忘れてしまうからです。

その場その場で書きましょう。

 

ログも、簡単な言葉でいいから何をやったかは明確に書きましょう。

そうすることで、エクササイズの名前を覚えることもできるし、

エクササイズの順番の復習になるからです。

 

 

無理がある目標なら下方修正、

できる場合は早めに目標達成して

@空いた時間を教科書読む時間に充てることをしていました。

 

 

❸勉強しやすい環境づくりを最大限する

 

@携帯で見学用のDVDが見れるなら見る、

@ポータブルDVDプレイヤーを購入して空き時間の自主練習の休憩中は見学としてDVDを見る。

(でも見ていると動きたくなるから、自主練習のログが増える算段)

 

@練習ができる環境にいる、またはその環境を借りる

@仲間と一緒に練習する約束をする

 

 

❹筆記試験の勉強について

 

私は認定試験の勉強は2回目だったので筆記のイメージはおおよそついていました。

 

@情報収集

フル認定の試験受講済みの先生方から、筆記がどんな内容だったかを教えてもらったり

情報収集を基本的にして、

その情報を含めてどの問題が出ても良いように広範囲で教科書を確認しました。

 

 

@教科書読み 

原則のページは10回読み ※試験に確実に出るからです。

エクササイズのエッセンスと、ターゲットマッスルは自主練の際に確認していました。

 

@ボディナビゲーション読み

解剖学の用語、特に解剖学的肢位についてと関節の名前

筋肉の名前とイラスト(マッスルリファレンス記載のものを全て覚えた)

 

 

❺実技試験に向けた練習について

 

@エクササイズチャートを見ずに順番通りに書く(IMP/ AM/ IR)

これを試験の2週間前から2日に1回行いました。

 

@姿勢分析を1日1回行う。

身内をボディにして姿勢分析していました。

(姿勢分析を10分で行えるように)

 

@認定試験とほぼ同様の練習

仲間にお願いして、1ヶ月前から認定試験とほぼ同様の練習を出来る限り行いました。

(10回はやったと思います)

 

2時間喋りっぱなしだったので、この時期の疲労はなかなかでした。。。

 

同じ初中上級フル認定のスタッフ、Tomoさんにはスポットチェックを入れられまくり

追い込み方がなかなかでした。。。

 

でもたくさん練習させてもらえて、ある意味度胸がつきました←

スタッフの皆様と協力くださった養成生の方々に感謝しかありません。

 

さて、気になると思うので

その練習内容

 

 

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(2時間)

 

自己紹介とアンケート <1分-2分

姿勢分析 <10分-15分

エクササイズ方向性を口頭で説明 <2分

5原則を紹介 <10分-12分

エクササイズ指導 <1時間30分-40分

 

(プログラミング内容:初中上級フルの場合)

マット10個

リフォーマー12個

キャデラック6個

チェア6個

アーク3個

スパインコレクター3個

ラダーバレル4個

 

終了

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エクササイズは、その場でプログラミングします。

パターンはある程度作ってはいますが、実際のお客様に合うものを選べるように

応用させていきました。

 

 

本番は、もちろんそんなにスムーズに行かずでしたよ。

口頭試問が結構ありましたので😭

 

ただ、練習の甲斐があり、

考えることはあっても慌てることはそんなにありませんでした。

 

 

 

ここまでやらないと受からないの?!

 

と思わせたら申し訳ないのですが、

私の場合は反復練習しないと全く覚えられないので

(普通に仕事も経営もしているから、回数重ねないと試験用に覚えたものが頭から抜け落ちる)

質だけでなく数が絶対に必要だったのです。

 

もっと効率よく勉強できるのかもしれないし、

試験に受かるだけならログも規定通りで良いのかもしれません。

 

でも実際にお客様に教えるとなるなら、間違いなく規定ログ以上の練習が必要です。

 

そして、自分だけではここまで練習できませんでしたので、

協力してくれる、または一緒に受験する仲間の存在は絶大です。

 

だから一緒にぜひ練習して下さい。

自分が選ばないエクササイズパターンを学ぶことができて本当に勉強になります。

だから、いろんなパターンを自分の中に持つことができます。

 

 

練習に付き合ってくれた皆様、本当に皆様ありがとうございました。

皆様が受験の際は必ず協力します。

 

また、改めてIR受験時のことは書きますが、

まずこれで参考になれば。

 

 

ではでは!