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キャデラック(ICAD)養成コース2024開催①

ピラティススタジオslothsのYukiです。

 

2024年になりました、

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます!

 

このブログを書いている今現在はICCBコース開催真っ只中です。

 

ICCBとは

 

I インテンシブ(包括的な)

C キャデラック(CADillac)

C チェア(CHaiR)

B バレル(BaRreL)

 

の頭文字からの名称です。

 

このICCBは、受講条件があり

 

STOTT PILATES®︎の

IMP または IR

のどちらかを受講済みの方となります。

 

なので、今まで開催していました

IMPとIRに比べて受講条件の難易度が上がっています。

 

IMPとIRの際に姿勢分析を必ず学びます。

この知識がないと、まず勉強内容が理解できません。

 

プログラミングスキル (レッスン内容を組み立てる能力) もIMPとIRで学びますが

更にICCBでお客様に合わせた組み立て能力が必要になります。

 

IMPとIRでもお客様へのレッスン提供が可能ですが、

様々なお客様への対応をしたいのであれば、IMPとIRだけでは不足する部分がどうしても出てきます。

 

全てのマシンが使えると

同じエクササイズでもマシンが違うだけで

そのお客様へ合わせた修正ができたり

または運動経験の長い方への新たなチャレンジをさせることが可能になるのです。

 

さて、年始初めての養成コースはキャデラックからスタートです。

 

今回のインストラクタートレーナーは

根強いファンが全国にいらっしゃる

 

Jacquin Lin(ジャクイン・リン) 先生です!

 

ジャクイン先生は日本が大好きだそうで、それで日本に在住されたそう。

台湾出身の先生です。

 

先生のレッスンや養成講座を受講されたらわかりますが

非常にわかりやすい日本語でレッスンを行ってくれています。

 

養成生のティーチング練習でも

一人一人に的確な指導のブラッシュアップを図るアドバイスを

しっかりしてくれます。

 

また、ジャクイン先生自身が

ビジュアルキューとタクタイルを上手に使ってくれるので

お客様へ早く伝わる工夫をふんだんにされているのがよくわかります。

 

ご自身でおっしゃっていましたが、

 

"どうしても母国語ではない日本語でレッスンを提供しないといけないから

日本語自体は日本人の皆さんほど上手に話せない。"

 

"だから、

簡単な日本語でいかにスムーズに伝えられるかを

すごく考えた。"

 

とのことでした。

 

さて、そんな先生の養成講座のレポートです!

 

 

初日はまず、

 

みんなの自己紹介から。

 

その後、キャデラックの起源と説明、

安全面の説明です。

 

その後から、早速エクササイズの説明!

 

初めはロールダウンバーを使用します。

 

このロールダウンバーを使用することで、

ロールダウンが苦手な方も、サポートを得て動くことが可能になります。

 

もちろん、チャレンジに昇華することもできますよ!

こちらは中級のエクササイズでロールダウンバーを使用しています。

 

中級はコーディネーション能力も問われるエクササイズになりますので、

まず初日2日目でエッセンシャルのエクササイズを全て実施します。

 

その翌日から中級を学びます。

 

エクササイズの覚える順番や、トレーニングの構成を後ろから見ていても(私は責任者としてスタジオに居る必要があるので見学しています)

メリシューの教育はよく作り込まれて、秀逸だなあと感じます。

 

 

 

このマシンのツールは

 

ロールダウンバー

プッシュスルーバー

トラピーズ

レッグスプリング

アームスプリング

アップライト

ホリゾンタルズ(上級で使用します)

ファジー

 

というツールを使用します。

 

上の画像はトラピースを使用したエクササイズで

 

Ballet Stretch(バレエストレッチ)初級

 

というエクササイズです。

 

この画像の時は、養成初日の中盤あたりです。

 

 

 

こちらは初級のエクササイズ指導風景。

 

プッシュスルーバーを使用しています。

Swan dive

 

というエクササイズです。

私はこのエクササイズがあまり得意ではありません。

 

が、他のインストラクターさんのレッスンを受講すると大体これと、

Push Thru on stomach with back extend(ブログのタイトル欄に載せているエクササイズです。後ほど写真載せます)

をプログラムに入れられます。

 

プッシュスルーバーを使用すると肩甲骨の動きが理解しやすくなるので、

私は序盤でこのキャデラックのプッシュスルーバーを使用することがほとんどです。

 

手前のマシンは

リフォーマーにタワーというツールがついており、マットコンバーター(大きいマットの板)をはめ込むことで

キャデラックとして使用することが可能です。

 

吊るす以外のエクササイズ系はできますので

タワーがあれば、キャデラックのエクササイズの8割を行うことができると言われています。

 

 

マシンを購入される方のほとんどが

リフォーマーにこのタワーとマットコンバーターをつけて購入されます。

 

 

こちらはレッグスプリングを使用したエクササイズです。

 

初級からなかなかのチャレンジですが、

このエクササイズを処方することで

お客様の歩行の機能が格段に改善できます。

 

側弯症の方や、左右差が大きい方(スポーツでどうしてもそのようになるかた)などにも

ぜひ提供したいものですね。

 

私はキャデラックで行うことが多いです。

V2Maxのリフォーマですとフックの掛け方が斜めになりますが、

キャデラックは真ん中のホックが使用できます・

 

出来れば真ん中でやりたいのです。(私が)

 

 

 

さて、このブログは二つに分けます。

 

後半戦はもっとチャレンジングなエクササイズや、

指導練習のレポートをします。

 

ではでは!